Underground Cafe

アンダーグラウンド カフェ

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コーヒー写真

スズキタヅコ

2020.08.08|コーヒー

コーヒーを待つ間

コーヒーを淹れてる人を見るのが好き。

コーヒーを淹れる姿から、その人なりのスタイルが感じられるコーヒー屋さんは、美味しい、良いコーヒーが出てくるぞ!って思います。

鎌倉 御成町 THE GOOD GOODIES

淹れ方がかっこいいと、コーヒーは美味い

コーヒーを待つ間、連れがいるならおしゃべりしちゃうけど、ひとりのときはコーヒー淹れてる様子を見てる。

※新型コロナ渦中の現在、お買い物、外食外飲、ほぼソロ活動中。

 

コーヒーを淹れるという作業は、挽いた豆にお湯を注ぐだけ…なんですが、実際にやってみると結構やることが多くて、自分なりのやり方=スタイルが定まらないと、オタオタおろおろしちゃうんですよね。

だから、その人ならではのスタイルでコーヒーを淹れる様子に出会うと、憧れちゃう気持ちと同時に、これから出てくるコーヒーに期待が高まります。

 

時には粛々と、時にはリズミカルに、キビキビと的確に動く人、ピリッとした緊張感を感じる人、ルーズな感じでさり気なく淹れてる人、いろんなスタイルがあるけれど、その様子がかっこいい人が淹れるコーヒーは、たいてい美味い。

 

私自身が、Underground Cafeでコーヒーを淹れる時には、できるだけ集中して「今、何を淹れているか? 何をしているか?」をしっかり意識して動作するようにしています。感性や感覚で淹れられるようになるには、もっとずっと鍛錬と知識が必要なんだ…と感じています。

 

かっこ悪いなと思うけど、スマホを見てる

初めて見る器具があったら、そっとスマホで検索したりします。例えば、珍しい形のドリッパーを見つけて、見た目どおりに「コーヒードリッパー ギザギザ」で検索したら、ちゃんとオリガミドリッパーの画像が見つかって、正体判明。

ちなみに、私が今使っているドリップポットは、Brewistaのやつなんですが、これは仙台のデアストアというコーヒー屋さんで使ってるのを見て、「ドリップポット 電気 おしゃれ」という大雑把なキーワードで検索。出てきた画像を見まくって、通販サイトにたどり着いて購入しました。

 

フレイバーの説明の中で、オレンジとかブルーベリーとか、カカオ、蜂蜜ぐらいならすぐにイメージできるけど、ストーンフルーツとか、カラントとかだと????? ……そんなときも、スマホで検索! もちろん味や香りはわからないけど、どんな色形の果物なのかわかるだけでも、そのコーヒーに近づけるように思います。

 

コーヒー産地の地名をGoogleマップで調べたり、精製所のことを調べたりすると、その地域の地勢や気候だけでなく、政治情勢や労働環境のこともわかります。

スペシャルティコーヒーに関わる情報って、入口は狭いけど奥深い。インターネットでキーワードをたどっていくと、地理、歴史、植物、科学、医療、世界情勢と、思いがけないところまで広がっていきます。

 

コーヒーが出来上がるのを待つ間って、文庫本を開いたり、写真集なんかをパラパラしたらカッコいいなと思うんですけれど……すっごいスマホの画面を見ています。