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2020.08.20|写真

梅雨を堪能しました!

北鎌倉 明月院

鎌倉の紫陽花は、格別だと思う

花株の多さやスケールでは、もっとすごいところが日本各地にあるだろうけれど、鎌倉の紫陽花は、花色の深さや周囲の景観との調和が素晴らしい! 毎年のことですが、やっぱりいいぞぉ〜としみじみ思うのです。

 

2020年6月11日ごろ、関東地方梅雨入り。新型コロナウイルス渦中ではあるものの、緊急事態宣言が解除され、鎌倉の二大紫陽花名所・長谷寺と明月院は、それぞれに制限つきながらも開門してくれました。

 

梅雨らしい雨模様の朝、ライカQ2の防滴仕様を味わうために出かけることにした。バックパックを背負った上にカッパを着て、カッパの上からカメラを斜めがけ。身体の一番外側にあるのが、レインカバーも何も装備してないカメラという状態に、不安でちょっと胸がキュンとする。出かけると同時に、ぽつぽつ雨が落ち始めるという絶好の紫陽花日和です。

 

北鎌倉へ向かいました。40分ほど歩いて、ずぶ濡れです! もちろんカメラにも水滴びっしり……Q2を信じているけど、やっぱり不安でちょっと胸がキュンとする。

途中、人間本体の方は湿気に耐えられずマスクを外しましたが、人通りのない裏道なので良しとしました。

鎌倉 亀ヶ谷坂 扇ケ谷から北鎌倉へと抜ける切り通し

明月院に着いたころには、雨は本降り。でも、門前から境内に咲く明月院ブルーがたくさん見えて、気持ちがアガる。雨を含んで重そうに頭を垂れている花玉がかわいい! 今年はかなり花数多い! 素晴らしい!!

 

境内に入って、カメラの電源をON! あ、ヤバい、電源スイッチのまわりで水滴が盛り上がってた…一瞬ぞっとする……………でも、ふつーに電源入った……Q2は防滴仕様だから当然だよ〜。以前、雨で新品のカメラがショートした人の話を聞いたことがあったので、不安だったの…ごめんね、Q2、お前を信じきれてなくて。

北鎌倉 明月院 境内の散策路は、たわわに咲いた紫陽花でふさがれるよう

降る雨の中で、自由に撮る

正直、最初はかなりビビっていました。しかし、ほんの数分で「水濡れキケン」は頭の中からすっかり消え去ったのです。楽なコトには、すぐに適応できちゃう自分が恐ろしい。

絞りも露出も、ISOだって自由に変えられるし、雨降ってない日と変わらない感じで撮影できていました。ふつーに撮れることが全くふつーで、ふつーなことを意識してませんでした。

※これまで、EOS-M3で雨の日に撮影するときは、純正レインジャケットさえなかったのでジップロックにレンズ用の穴を開けてカメラを入れ、右手を突っ込んでテープでぐるぐる巻きにしてました。なので、絞りを変えたり露出を変えたりすることはほぼ不可能でした。

北鎌倉 明月院

カッパは着てるけど雨は本降りで、全身に雨粒の当たる感触をビシビシ感じます。カメラもカメラを持つ手も雨が滴る。とりあえず、レンズの表面に雨粒つかないようにしよう…ぐらいで、すでにずぶ濡れなので、濡れた地面に膝をついてもへっちゃらだ! 

雨にあたるのが楽しくて、ズブヌレハイみたいなおかしな精神状態になりましたよ。

 

お昼すぎ、腹ペコでガス欠になったので、北鎌倉駅から電車に乗って帰ることにしたんですが、東慶寺山門前に咲く紫陽花に吸引されて、ふらふらと入山。

北鎌倉 東慶寺

午後になってもシトシト雨。かなりの濡れっぷりでしたが、Q2はまるでへっちゃらです!

北鎌倉駅のホームでカッパを脱いで、帰り支度。乾いた布でカメラを拭くとスイッチ類の周りから、押し出されるように水分が排出されてる感じがしました。

北鎌倉 東慶寺

梅雨の間中、Q2と一緒に鎌倉をうろつく

雨の日に、すんごい頼れるカメラ、ライカQ2! めっちゃ大きな安心感で、ひたすら撮りまくれます。天気が悪くても、カッパさえ着れば他になんの装備もいらないんですよ。

鎌倉 扇ヶ谷 海蔵寺
鎌倉 長谷 長谷寺
鎌倉 二階堂 瑞泉寺

でもね、21世紀なんだから、すべてのカメラが防滴どころか防水になったっていいんじゃないの?