2020.07.09|コーヒー|
浅煎りのコーヒー、お好きですか?
スペシャルティコーヒーだからこそ、浅煎りで
Underground Cafe は、浅煎りのコーヒーの魅力を1人でも多くの人に伝えたい! という思いで始めました。
お出ししているコーヒーは、宮城県川崎町にあるKURIYA COFFEE ROASTERSのコーヒー豆を使っています。スペシャルティコーヒーならではの、フレッシュなフレイバーが際立つ浅煎りのコーヒー豆です。このフルーティーで澄み切った味わいをお伝えするために、日々、精進して参ります。
サードウェーブコーヒーのブームで盛り上がった浅煎りコーヒーの勢いが、ここ最近、弱まってきているようで、じわじわ不安を感じています。コーヒー豆の煎りの浅さ・深さが、美味しさを決めるわけではないけれど、スペシャルティコーヒーの味わいや面白さを、ダイレクトに伝えてくれるのが、浅煎りコーヒーだと思ってます。
良い深煎りのコーヒーは、苦味の奥にしっかりとした甘さがあります。そして良い浅煎りのコーヒーには、酸味の中に透明感のある甘さを感じることができます。
コーヒーの世界が広がるよ! まじで!!
浅煎りのコーヒーは、産地や木の種類、精製方法の違いによる個性が出やすく、淹れ方によって、カップに出てくる表情がクルクル変わるところがおもしろい。飲むときも、淹れたてで温度が高い時と、冷めてきた時、冷めきった時と、香りや味の印象がどんどん変化していく。だから、コーヒーを淹れることも、飲むということ自体も楽しい、とっても!
ときにはコーヒーとは思えないような風味を醸し出しだすこともあります。サードウェーブ以前のコーヒーが好きな人には、最初は違和感のあるコーヒーかもしれないけど、自分がずっと好きだったコーヒーの基となるフレイバーが見つけられるはずです。
そして、コーヒーを苦い液体として敬遠してる人にも飲んで欲しい。コーヒーの果実としての味わいは、フレッシュジュースのようであり、ワインのようであり、また、それらとはぜんぜん違うものであり……とにかく、コーヒー苦手と思った時の、そのコーヒーとは違うと思うのです。